2023まとめ<生き物編>

いろいろと忙しく、めちゃくちゃ遅れていますが、昨年2023年のまとめ 生き物編です。
初鳴初見なども全くタイムリーではありませんが、後から探しやすいように形ばかりのアップをしました。
オオシマゼミは初鳴き観測し忘れました、遅かった気がします。
2023年は12月15日に鳴いたのが最後だと思います。

トゲナシケバエの仲間(雄)

ヒイロトゲナシケバエ(雄)


トゲナシケバエの仲間(画像上)だと思いますが、2024年春やたら多く外壁にたくさん止まっていて、夜は光につられて部屋に入ってきます。
近年増加しているヒイロトゲナシケバエ(画像下)と似ていますが、ヒイロよりも季節が少し早く、動きも活発であちこち歩き回ります。
一番の特徴は翅の黒いところ(縁紋)だと思うのですが、名前がわかりません。


2023年まとめ 生き物編

全体としてチョウの仲間は多かったです。最近はジャコウアゲハが例年より多く飛んでいます。
2024冬はこの辺ではちょっとレアなコノハチョウも一度見ました。この季節としてはレアなツマムラサキマダラも一度見ました、翅がボロボロでした。
この春、暖かい日には先ほどのトゲナシケバエの仲間とマルカメムシがとても多いです。春先にこんなにいるのは初めてです。
マルカメムシも家の壁に数十匹と集まってきます。
あまり殺すことでの解決はしたくないのですが、家に侵入したり、洗濯ものなどについてしまうので捕殺しています。

マルカメムシ

そのままやっつけると臭いので、ペットボトルの口を当てると逃げようとしてボトルの中に入ってきたり、死んだふりをして転がり込んで捕まえやすいです。
そのままフタを締めて数時間おくと酸欠で死んでしまうので臭くなるのはペットボトルの中だけで済みます。用心深い個体はすぐに飛んで逃げてしまうので、捕獲率は7割程度といったところです。

<例年より多いと感じた生き物>
とても多い>多い>やや多いの3段階にしました。
ジャンルがバラバラで申し訳ありません。

通年 ツマベニチョウ 多い
通年 アシジロヒラフシアリ とても多い

春~夏 ヒイロトゲナシケバエ とても多い
春~夏 ゴマダラカミキリ 多い(急増)
春~夏 ズアカアオバト やや多い

春・秋 クロツバメ(蛾) 多い

夏 ホタルの仲間 多い オオシママドホタル クロイワボタルなど

秋~冬 マルカメムシ とても多い
秋~冬 キセキレイ やや多い

冬 クロホウジャク 秋は少なく、冬は多い
冬 ジャコウアゲハ 多い

<少ないと感じた生き物>

ナナホシキンカメムシ 今年はラデンキンカメムシのほうが多かった気がします。
アシナガキアリ 庭では見ませんでした。これは私がアリ退治に失敗したせいだと思います。詳しくは別の記事で触れたいと思います。
ツバメ(鳥) ここ2,3年見ておらず忘れていました、この冬久しぶりに見ました。

ギンヤンマ この辺りでは元々多くないです、2023年は1回だけでした。

キョウチクトウスズメ(蛾) 例年ニチニチソウによく幼虫がついていましたが、2023年は全く見ませんでした。

アオタテハモドキ 珍しくないチョウですが、他のチョウが多いなかでは少なかったです。

アカハライモリ この数年ずっと少ないです。

タマムシの仲間全般 オオシマルリタマムシはこの数年全く見ていません。

シロハラ(ツグミの仲間) 数年前と比べると徐々に減少しているように見えます。

<おまけ>
9月15日、グリーンフラッシュを見ました。
毎日はチェックしていませんが、2023年は出そうな日が少なかったと思います。幸運にも見られた方はいらっしゃいますか?


生き物の増減は結構な幅があるうえ、私の行動範囲内といえば定点観測とも言えなくはなないですが、あくまで個人の気づいた範囲のものなので、統計としては意味などないものかもしれませんが、何か異常があったときに過去を振り返ると「あの時から異常が出ていたんだ」と気づくこともあるかもしれないので、日頃から自然の変化には注目していきたいです。

特に気になったのはゴマダラカミキリの急増で、ここ数年本部町内で多いようです。最近は他の小型のカミキリムシの仲間も多い気がします。カミキリムシは樹木を食害するのですが、これは森林が壊れてかけている前兆という予感がするので別の記事にしたいと思います。



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