
最近話題になっていますが、本部町近辺にはなさそうなので、ワルミ大橋を通って58号線を北上してみました。
ワルミ大橋

風に吹き寄せられている程度でした。
塩屋湾
少々打ち上げられていましたが、画像に残すほどではないように思ったので画像ありません。
通過しただけですが、大宜見郵便局付近の海はそこそこの量の軽石が漂流していました。
そこから北上する途中確認できていないところも多数ありますが、辺戸岬までは全体として軽石は少なく見えました。
茅打ちバンタ

こちらもそれほど無さそうでしたが一応絶景スポットなので記念に、、。
辺戸岬

遊歩道から宇佐浜を覗くと、海面に軽石が漂流したので降りてみました。
辺戸岬宇佐浜

画像中央の色の濃い平坦な場所は海です。
かなりの量の軽石が堆積し、波打ち際が確認できないほどで砂漠のようでした。
軽石取り放題です。
何に使えるのかよく分からないまま、とりあえず少し持ってきてみましたが、ネットで調べるとかかとの角質落としとか、観賞魚の濾過材とか、観葉植物の世界ではパミスというらしく水はけのコントロールに使えるとか、、どれもウチでは使わなそうなので、他に何かできないかと試してみました、、、。
まず最初にお伝えしたいことは、軽石を手にもって何かするときは軍手などあったほうが良いです、指先とか肌荒れします。
試しに成形できるのか金工ヤスリで削ってみましたが、力がかかると割れてしまって話になりません。
でも中には身が詰まった感じで割れない軽石もあり、棒ヤスリで苦心して作った土俗的な雰囲気の怪しげな物体がコレです。

トビエイ、、のつもりです、、。ヤップ島のマングローブで作ったお土産を思い出しながら削ってみましたが、これ以上削ったら割れそうだったので不格好なままで完成とします。ところでコレ何に使うのですかね、祭事か何かの時でしょうか、、。
成形したところで使いみちが無いことに気づいたので、コゲ落としになるのでは?と思い試しに焦げ焦げのステンレスのフライパンを水研ぎしてみました。

それなりにコゲは削れますが、軽石の中に硬い粒が混じっていて傷がかなりつくのでお薦めできません。飽きてしまったのでそのうちコゲを取ったら耐水ペーパーとコンパウンドで仕上げようと思います。
他に思いつくのは
・断熱材・・ロケットストーブなどの断熱材になりそうですがどうなんでしょう。
・ゴキブリ除け・・ハッカの精油でも染み込ませてシンク下などに置けそうな気がしました。
・皮むき・・ヤマイモなど野菜の皮を向くことはできそうに感じました。割れたりしたら軽石が料理に混ざってしまうかもしれないので、よく洗わないとならないですが、、、。
・アウトドアなどで箸づくりに・・硬めの枝を成形して即席の箸や楊枝を作る程度ならヤスリとして機能しそうです。
・・・結局のところ、あまり使いみちが思いつきませんでした。洗って砕いて植木鉢にでも置こうと思います。
それにしても、行き来で通過した県道110号線、名護市真喜屋運動広場周辺の除草剤は酷いですね、ワルミ大橋や古宇利島、運天港への重要なルートで観光にくるお客様も利用される場所にもかかわらず、不気味に立ち枯れた植物が道路の美観を著しく損ねています。恐らくグリホサート系除草剤が使われたと思いますが、グリホサートは生分解速度は遅いですが土で分解すると聞きますので、立ち枯れた植物体内で分解される事は無く界面活性剤なども残り汚染されたままなはずです。
誰が撒いたのか判りませんが国県道なので、管理責任は県にあります。
近隣にお住まいの方はもちろん、古宇利島、伊是名島、伊平野島で観光業を営んでいる方、真喜屋運動広場を利用される方、通勤や通学で日常的に利用される方、、そして遥々沖縄県まで観光の来られた方、立ち枯れはイメージが悪い、除草剤はやめて欲しいと思われたら、是非北部土木事務所(0980-53-1787)に情報を提供し、立ち枯れの刈払いや除草剤散布を禁止するよう伝えてください。
沖縄県の国県道の立ち枯れは美観維持のために撤去しなければなりません。(除草剤安全使用マニュアル)
やはり最後は除草剤の話になってしまいました。こんな話を書かなくて済むように特に生活圏での除草剤散布が禁止になってくれたらと思います。
ちなみに、国頭村辺戸岬周辺は草刈りがしてありました。お疲れ様です。
帰りに道の駅で産直野菜を買って微力ながら国頭村の経済に貢献させていただきました。
皆様もコンビニではなく道の駅や共同売店を利用して頂けたらと思います。
次回予告
もとぶ文化交流センター 新しく除草剤名所ができました、是非立ち寄らないでください。
参考
除草剤安全使用マニュアル
http://okizokyo.org/images/okizoukyou/20171213-1.pdf
P18本編5
(7)処理後の美観維持について
除草剤を処理した雑草は、剤の種類によって、草姿を維持して黄色に立枯れする場合や、朽ち果てるように枯死する場合などが想定されます。
いずれの場合も、景観上の見栄えがよくないばかりでなく、それを目視した通行者や住民等が、不安やマイナスイメージを持つことから、抜き取りや刈払い等を行う必要があります。