サシバ 初鳴初見観測2022

10月3日、本部町でサシバの初鳴きを観測しました。
1日頃からサシバらしき鳥を見かけていましたが、はっきりと確認できませんでした。
例年9月の初旬くらいからミサゴが大空を悠々と旋回するのを見るのですが、今年は10月1日に初めて見ました、鳴かないで旋回することもあるのでもっと早くに来ていたと思います。

10月8日、サシバではなさそうなタカをみましたが、一瞬だったので何とも言えません。サシバと比べるとやや灰色っぽく背中に白っぽい線がありました。
個体差かもしれませんが、ノスリやハチクマも沖縄で観測されることがあるので、もしかしたら、、ちょっとレアなタカだったのかもしれません。

現在、サシバは家の近くに2,3羽ほど飛んでくるので、そろそろ越冬場所の選定に入っているようです。去年は1月にエサ不足により縄張りを放棄してしまったので、3羽だと厳しそうです。

今年も除草剤を撒かれないように、ススキは地刈り、ギンネムは皮をはいで、それ以外の植物は高刈りをして、今は一部草原(荒地?)のようになっているので、今年もサシバ様の越冬の際に狩りや休憩にご利用していただけたら嬉しいのですが、全ての植物を枯らし生物が暮らしていけなくなるラウンドアップは好調に売り上げを伸ばしているようで、昨年(2021年)も3%の増収、2022年の予想はさらに8%の増収が見込まれているようです。

毒性の報告も沢山ありますが、そもそも昆虫も動物も植物がなければ生きていけません。受粉をしてくれるハチやガ、チョウをはじめ、サシバやイボイモリなど希少生物の生存を脅かすような地域での使用は本当にやめていただきたいです。
農林水産省も環境省も食物連鎖という言葉を知っているのか、疑いたくなります。

この夏から秋は、チョウとセミは例年並み、トンボはちょっと少なく感じました、キジバトとカラス、シジュウカラはやや多く、アオバト、スズメは少なかったです。
春に悩まされたトビイロケアリは秋から更に活発になり相変わらず上へ上へ昇りたがるので、アリ退治に追われています。春に書いた沖縄本島北西沖の地震は8月3回、9月9回と増えているので引き続き注視していきたいと思います。

ホタルは多く、最近はオキナワスジボタルとクロイワボタルでしょうか?例年より多く感じます。
といっても、アニメ作品で描かれるような、辺り一面ホタルまみれという幻想的なシーンとは程遠く、暗い中に光が少し飛んでいるな、、というレベルですが、、。
幼少の頃一度だけ親戚の家で、本当にそういうのを見たことがありましたが、今はどこに行っても見ることができないのでしょう。
水田が減ったことと、除草剤の使用、斑点米対策で使用されるネオニコチノイド系農薬が原因だったりするのでしょうか?

ネオニコと言えば、今年はバナナからも基準値越えのジノテフラン(ベトナム)・イミダクロプリド(タイ)が出たようですね。タイ産は「全量販売済み」とありました。

話が広がりすぎてしまったので、ここで止めておきます。
ネオニコに関しては何か書けたらと思います。


参考
過去記事 サシバ 2021~2022越冬
https://josouzaigoenryokudasai.ti-da.net/e12213727.html

過去記事 アリの大群、、地震の前触れ?
https://josouzaigoenryokudasai.ti-da.net/e12234141.html


***** 初鳴初見観測 本部町内 *****
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