
タネと内臓 ー有機野菜と腸内細菌が日本を変えるー
吉田太郎
薄めの本なのですぐ読めますが、引用文献が多く情報量は多いです。
また最初からすべて読まなくても、気になる章だけ読むこともできますので、普段本を読まれない方にもお勧めです。
当ブログとしてはグリホサートについて触れられている『第3章 米国発の反遺伝子組み換え食品革命』がポイントですが、本の趣旨は7章と8章です。腸内細菌叢と健康に触れており、うつ病と食の関係がよくわかります。
特に7章『究極のデトックス―腸内細菌が健全化すれば心身ともに健やかに』は9ページしかないので、是非読んでいただきたいです。
第1章で紹介されているアニメ『地球少女アルジュナ』はyoutubeで見られるかもしれません。
★図書館を是非ご利用ください。タダで読めます!
最寄りの図書館から他の市町村の図書館の書籍を借りられます。
『タネと内臓』は県内3つの図書館にあるようです。
本部町立図書館
読谷図書館 カーリルローカルにて確認
小禄南図書館 カーリルローカルにて確認
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タネと内臓
吉田太郎
目次 :
第1章 タネはいのち―アニメの巨匠が描いた世界
第2章 タネから垣間見える、もうひとつの世界の潮流
第3章 米国発の反遺伝子組み換え食品革命―消費を通じて世の中を変える
第4章 フランス発のアグロエコロジー―小さな百姓と町の八百屋が最強のビジネスに
第5章 ロシアの遺伝子組み換え食品フリーゾーン宣言―武器や石油より有機農産物で稼げ
第6章 ブラジル発の食料・栄養保障―ミネラル重視の食で健康を守る
第7章 究極のデトックス―腸内細菌が健全化すれば心身ともに健やかに
第8章 タネと内臓―人類史の九九%は狩猟採集民だった